筆者愛用!USBで加熱も可能な上質エアピロー!

【クイックレビュー 音質傾向・評価】

デザイン・質感:
機能性:
総評:
航空機での長時間移動で重宝される「ネックピロー」に、グラフェン技術を用いたヒーター機能を搭載した高機能製品です。首元を温めることでリラックスでき、また、空気の出し入れが素早くできる構造で、加熱機能を利用しないユーザーにもお勧めします。

【 詳細レビュー】

デザイン・質感

色はダークグレーで布地の柄もモダン。幅広いユーザーに適します。
布の質感も良好で、価格以上の高級感を備えています。

機能性

空気を出し入れする部分は大型のバルブのような構造で、息を吹き込み際は抵抗が非常に少なく、素早く楽々と膨らませることができます。また、利用後も、中央部分を指先で押すだけでサッと空気が抜けるので、短時間で収納できます。
航空機内は狭く慌ただしいケースが多いので、こうした使い勝手の良さは非常に魅力です。
ヒーター機能は、同梱されている専用のUSBケーブル(調整機能付き)を枕部分の端子に接続すると利用できます。近年の航空機は各シートに電源供給用のUSB端子を備えているケースが多いので、電源には困らないでしょう。LCC利用など、座席から電源が得られない状況なら、モバイルバッテリーを利用すると良いでしょう。
ヒーターの立ち上がりは、グラフェン技術のお陰か素早く、電源投入から30秒程度(室温が18度程度)で温かさが感じられ、5分程度で概ね設定温度に達します。

設定は3段階で、当方の測定では以下の通りでした。(室温18度/首に装着しない状態)
・LED赤色 約38.5度 (かなり温かく感じる)
・LED緑色 約30度 (温かく感じる)
・LED青色 約25.5 (周囲の温度が低い時に保温程度)

総評

空気の出仕入れが非常にスムーズでストレスなく利用できるだけで快適です。合わせて質感の良さ、作りの丈夫さ、ヒーター機能を考慮すると、コストパフォーマンスは非常に高く感じます。
不便に感じがちなエアピローの常識を変え、いまでは筆者も飛行機に乗る際は、欠かさず携行して利用しています。メーカーのうたい文句である、遠赤外線による各種健康および美容効果は抜きにしてもお勧めできる好製品です!

レビュアー

オーディオ・ビジュアル評論家。国内最高権威を誇るAVアワード「VGP」審査員を務める。AV専門メディアやテレビ・新聞などのメディアを通じて、製品の選び方や使いこなしのコツを発信中。

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みみたつ