こんにちは。今日は超小型DAP「M0」の聴き方について、賢三さんとトークしてみたいと思います。
M0ユーザーです!よろしく!
このM0、小さいけどホントいろいろできますよね。micro-SDに入れた音源を3.5mm端子のイヤホンで聴くもよし、Bluetoothイヤホンで聴くもよし。小さいから、完全ワイヤレスとの相性もいい感じです。
確かに! 特にBluetoothの“受信”は面白い! 用途が広がります。スマホの音も、ワイヤレスでM0に飛ばせば、お気に入りのイヤホンを使って高音質で聞ける!!
そうそう。M0の音源をBluetoothイヤホンに飛ばす「トランスミッター」だけでなく、スマホの音を受信してワイヤードイヤホンに出す「レシーバー」としても使えるんですよね。どっちがM0らしい使い方ですかね?
M0は小さいですが、基本音質の良さがスバラシイ! ですので、強いていえばレシーバーでしょうか? スマホ→M0→良いイヤホン、で、幅広いコンテンツが良い音で楽しんでいます。例えばこの写真、iPhoneで受信したSpotifyの曲をM0で聴いているときのものですよ。コーデックもAAC!
M0はWi-Fi非対応ですが、Bluetoothレシーバーとして使えば、スマホの各種ストリーミングアプリも(間接的に)使える、と。確かに、いいワイヤードイヤホンで聴くにはそれがベストでしょうね。iPhoneとか、ワイヤードイヤホンを接続できないスマートフォンが増えていますし。
ところで、M0の最新ファームウェア(V2.3)で、Type-C端子に接続したUSB DACへ音声出力できるようになったこと、ご存知でした? SHURE RMCE-USBとか、ハイレゾ対応DACチップ内蔵のType-Cイヤホン/リケーブルとの組み合わせ、かなりイイですよ。
エーッ!ファームウェアアップデートで、そんな機能アップもできるんですか!それは知らなかった。買った後で進化するのはうれしい!
でも、実際、使う場面ってあります?! 音質はどうでしょう?
MacBookとかiPad Proとか、Type-C端子を装備したパソコンやタブレットが増えていますからね。そちらとイヤホンを共用できますし、音質や再生の安定性の面でワイヤレスには抵抗がある、という人にはお勧めの方法かも。フルデジタルでの出力ですから、M0のアナログ出力(3.5mm端子)とは音の傾向が違いますよ。SHURE RMCE-USBとKZ Type C-2pinケーブルの2製品を試しましたが、それぞれ個性的な音です。再生に使うDACチップとヘッドホンアンプが変わるのですから、そりゃそうだという話ですが。
なるほど!確かに、ハイレゾ音源をワイヤレスで聴くのは音質面でも抵抗がありますね。M0は本体のアナログ出力が魅力に感じていましたが、Type-C接続で製品を選べば、さらに上を目指す発展も望めますね。本当に指先でつまめる超コンパクトプレーヤーとは思えない多彩ぶりに改めて驚きます。
3.5mm端子のワイヤードイヤホン、Bluetoothイヤホン(M0がトランスミッター)、Bluetoothレシーバー(ワイヤードイヤホン使用)、そしてDAC内蔵のUSB Type-C接続型イヤホン、計4通りの聴き方が気軽にできるDAPはそうありませんからね。あ、パソコンのUSB DAC兼ヘッドホンアンプとして使う方法も入れれば5通りか。つくづく、ユニークな製品です。